春の紫外線に要注意
シミはどうやってできるのか?原因と対策を正しく理解する
春になり、紫外線量が一気に増える季節になりました。
この時期はシミだけでなく、肌全体の老化(光老化)を進めやすいタイミングでもあります。
実際に現場では、
「2週間前にはなかったのに、急にシミができた気がする」
というご相談がございました。
しかし結論から言うと、
シミは短期間で“突然できた”わけではありません
今回は、シミができる仕組みを
・紫外線
・接触(摩擦)
・ホルモン
という3つの観点から整理し、
正しい対策まで解説していきます。
シミの本質は「作られる」と「排出できない」
シミは単純に
メラニンが作られる量と
排出される量(ターンオーバー)
このバランスで決まります。
① 紫外線(UV)によるメラニン生成
紫外線には主に2種類あります。
- UVB:表皮に作用し、メラニン生成を促進(シミの直接原因)
- UVA:真皮まで届き、メラニンの酸化・定着を促進
紫外線を浴びると、皮膚のメラノサイトが活性化し
メラニン(色素)が生成されます
これは本来、肌を守るための正常な防御反応です。
② 接触(摩擦)による炎症反応
紫外線と同様に重要なのが「摩擦」です。
- クレンジング時のこすりすぎ
- マスクの擦れ
- タオルでの強い拭き取り
これらは軽度の炎症を引き起こし、 炎症後色素沈着(PIH)を誘発します。
つまり
紫外線だけでなく、日常の接触もシミの原因になる
③ ホルモンバランスの影響
ここは非常に誤解されやすいポイントです。
ホルモン=女性ホルモンだけではありません
人体には
- エストロゲン(女性ホルモン)
- コルチゾール(ストレスホルモン)
- 成長ホルモン
- 甲状腺ホルモン
などが存在し、
皮膚の代謝・再生・色素調整に関与しています
ホルモンがシミに与える影響
- メラニン生成を促進
- メラニンの排出遅延
- ターンオーバーの低下
結果としてメラニンが蓄積しやすい状態になる
「2週間でできたシミ」の正体
多くの場合、
- すでに皮膚内に存在していたメラニンが
- 紫外線・摩擦・ホルモンの影響により
- 表面に押し上げられた
「新しくできた」のではなく
「見える状態になった」だけです
対策は「多層防御」が基本
シミ対策は単一では不十分です。
よくある対策
日焼け止めのみ
これは重要ですが、
現実的な問題
- 汗・皮脂で落ちる
- 塗布量不足
- 塗り直しができない
- 午後には紫外線防御が大きく低下している状態になります
実践的な対策
日焼け止め+ファンデーションの重ね防御
理由
ファンデーションには
- 紫外線散乱作用(酸化チタンなど)
- 皮脂コントロール
- 上から重ねられる実用性
があります。
推奨される使用方法
① 朝
- 日焼け止めを適量使用
- ファンデーションでカバー
② 日中
- 皮脂を軽く押さえる
- ファンデーションを重ねる
- 防御層を再構築することが重要です
まとめ
シミは
「突然できるもの」ではなく
「処理しきれなかったメラニンの結果」
関与する主な要因は
- 紫外線
- 摩擦
- ホルモンバランス
この3つの複合要因です。
そして対策は
多角的に行うことが必要
✔ 紫外線対策
✔ 摩擦の軽減
✔ ホルモン・生活習慣の見直し
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